ヘルパンギーナが流行、都内で警報基準を超える 気をつけましょう
毎年夏に流行する子供の感染症であるヘルパンギーナ、手足口病及び咽頭結膜熱(プール熱)の患者報告数が増加しています。特にヘルパンギーナについては、都内の小児科定点医療機関からの第28週(7月7日~13日)における患者報告数が、都の警報基準を超え、大きな流行となっています。
ヘルパンギーナの患者の約95%は、6歳以下の小児となっています(うち半数以上が2歳以下)。
<感染経路と感染予防のポイント>
◆ へルパンギーナ、手足口病及び咽頭結膜熱は、ウイルスによる感染症で、主に
ウイルスが含まれた咳やくしゃみを吸い込んだり、手を介して口に触れたりする
ことでうつります。
◆ こまめな手洗い、咳やくしゃみをする時には口と鼻をティッシュ等でおおう、
集団生活ではタオルの共用を避けることなどを心がけましょう。
◆ 症状がおさまった後も、患者さんの便の中にはウイルスが含まれますので(2
~4週間)、トイレの後やオムツ交換の後、食事の前には手洗いを心がけましょう